保育士が保育園以外の仕事をする|【保育士資格が必要】な仕事は「保護者支援」と「発達支援」

保育施設以外で保育士資格を生かすなら「保護者を支援する仕事」「子どもの発達を支援」する仕事がありますよ♪

どちらも保育士としての知識や経験を通して得たスキルを必要としています。

知らないとなかなか見つけられませんよね!

ここでは具体的な仕事内容を紹介します。

求人情報から探す仕事の選択肢が増えますね!

保育施設以外で保育士資格が必要な仕事

保育士
保育施設以外で保育士資格が必要な仕事
  • 親を支援する仕事
  • 子どもの発達を支援する仕事

せっかく苦労してとった保育士資格だけど、保育園で働く勇気が出ないな…。

保育園以外の仕事に転職したいけど資格は活かしたい。

そんな人には保育施設以外の仕事をおすすめします。

転職をするときに必要な「在職証明書」についての問題はこちら。

親を支援する仕事

ママたち

親を支援するといっても、偉そうに指導する必要はありません。

ただ、ママの気持ちをきくことが私たち保育士の役割です。

ママたちへの支援が目的の職場

それは『子育て支援施設』です。

子育て支援施設とは、保護者が子どもを連れて遊びに来る施設です。

0歳から2歳のお子さんを持つママの利用が多いですよ。

自治体から委託を受けて企業が運営しているところが多いようです。

主に子育てに役立つ情報を発信しているので、幼稚園、保育園の情報を得るために来るママもいます。

子どもの世話は基本的にママがしているので、私たちはママと子どもが過ごしやすいように環境を整えるのが仕事。

そしてママ同士のコミュニケーションがとりやすいよう配慮します。

また、定期的に子育てに役立つ講習会を開いたりお祭りを企画したりと、企画運営にも参加できます。

私も働いていた時は手作りおもちゃ講習会など得意分野が活かせて楽しかったですよ♪

保護者の支援は保育園でも、次にあげる発達支援施設でも必要なスキルです。

保育士の仕事は子どものサポートだけではないのですね。

とくに子育て経験のある保育士なら、親の気持ちも理解できてよりよいサポートができるのではないでしょうか。

子どもの発達を支援する仕事

子どもの発達支援

専門家とチームを組んで子どもの発達を支援する仕事です。

支援プログラムを受ける子どもの不安や苦痛を少しでも和らげるのは保育士のスキルが活かせる専門分野。

それが『療育センター・療育発達センター』です。

おもに障害のあるお子さんの発達を促し、子どもたちがより暮らしやすくなるよう力をつけるための施設です。

医師や理学療法士などの専門家と一緒にチームを組んでサポートします。

このなかで、保育士は子どもの心に寄りそう側面からサポートしていきます。

子どもの発達は遊びの中から身についていくものです。
楽しくないと効果は出ません。
その「楽しい」を作り出せるのは、私たち保育士でしょう。

子どもの緊張をほぐしたり、手あそびで楽しい気持ちを盛り上げたり、出来ることはいっぱい!
遊びや手あそびのレパートリーが沢山あるといいですよ♪

正社員雇用もありますが週2~3日からのパートもあって、家庭と両立しやすい職種です。

子どもを保育する仕事(保育園以外)

保育園は親に代わって子どもを保育する施設です。

いろいろな形態がありますが、ほとんどが同じような流れの仕事になります。

これ以外にも、ちょっとスタイルの違う保育施設があります。

病児保育

保護者がどうしても仕事で休めない、病気の子どもが対象です。

ここでは医師、看護師と一緒に病気の子どものケアにあたります。

病気の子どもたちは身体的、精神的に不安になりやすく、ぐずる子も多くなります。

少しでも子どもが安心できる環境をつくるのがここでの保育士の役目でしょう。

また、子どもの診断ごとにケアや過ごし方が変わるので、健康チェックには慎重な対応が求められます。

たいていは小児科など病院に併設されていて、利用者は事前登録しています。

病棟保育

病棟に入院している子どもたちに寄りそう仕事です。

医師や看護師と連携して子どものケアにあたるのは病児保育と似ていますが、ここでは入院している子どもが対象になります。

長期で入院している子どもが多く精神的に辛い環境なので、子どもの心に寄りそうケアが必要になります。

限られた環境の中で、少しでも明るく楽しく、メリハリのある日々を過ごしてもらうためにイベントを企画することも。

保育ママ

対象年齢は0歳から2歳で、保育ママの家で保育します。

個人事業主として開業するために自治体への届け出が必要です。

保育士資格のほかに、子育て経験があるなどの条件がいくつかあって、簡単に始められるものではありません。

ただし、求人は少ないですが保育ママをしている方の保育補助として勤めることはできます。

保育士資格を使ってはじめて働こうとしている人には、ちょっとハードルの高い仕事ですね。

ベビーシッター

対象は0歳から12歳で、子どもの家で保育します。

ベビーシッター自体は保育士の資格は必要ありません。

ただし、保育士の資格を持っている、子育ての経験があるというのは有利になり、時給も上がりやすいでしょう。

仕事の依頼は休日や夜間も多くなりますので、どんな働き方をするのか事前に決めておかないと振り回されしまうことに…。

依頼主の家に大人が一人の環境で子どもを見るため、後から「子どもに傷が見つかった」とか「物が無くなった」、「壊れている」などのクレームが入ると大変!

クレームにならないよう、事前にしっかりとした対策が必要です。
派遣会社を取すのもひとつの方法ですね。

自分の請け負う仕事のスタイルをしっかり決めておけば、時間調整がしやすい仕事でしょう。

保育士の資格を持っているということ

保育士と子ども

ここで紹介したのは『保育施設以外で保育士資格が必要とされる仕事』でした。

保育施設以外で保育士資格が必要な仕事
  • 子育て支援施設
  • 療育センター・発達支援センター

また、保育士資格が必要とされるポイントは次の通りです。

保育士資格が必要とされるポイント
  • 子どもの身の回りの世話ができる
  • 子どもの発達を理解している
  • 子どもの行動を理解している
  • 子どもの気持ちに寄りそうことが出来る
  • 子育てに伴う問題が想像できる
  • 相手に安心感、信頼感を与えるコミュニケーションがとれる

相手が何を求めているのか、何に困っているのかがわかると適切な対応ができるようになります。

言葉でうまく伝えられない子どもを観察して、その想いを汲んであげられる保育士のスキルって、かなり高度だと思いませんか?

保育士資格を持っていることを誇りに、資格が活かせるやりたいことをみつけてください!

仕事選びに少しでもお力になれたなら嬉しいです♪

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