
国家試験を受けて保育士になったかつみのるこです。
現在、私立の保育園で延長保育のパートをしています!
子育てしながら頑張って取得した保育士資格。
意気揚々とスタートした保育士の仕事でしたが、保育の世界は未知なことだらけでした。保育業界ならではのルール、一人一人違う保育観のはざまでもみくちゃにされる毎日。
それでも仕事は楽しかった!
他の職員との連携がとれたとき、子どもの可愛さに感動したとき…。
希望を胸に保育業界に飛び込み悩み迷う人に、私がみてきたリアルな保育の情報を発信していきます。
のるの情報
のるの経歴
このブログK’sRoomについて
社会経験を経て国試組保育士になった仲間へ向けて、役立つ情報を発信していきます。
私がブログをはじめたワケ
きっかけはブラック保育園との出会いです。
体を壊して保育園を辞めた私は大手銀行でテレフォンオペレーターとして働いていました。銀行の仕事は順調でしたが、50歳の誕生日を迎えたときにもう一度最後に保育の仕事をしたい!との思いで保育士として復帰する決意をしました。
しかし、そこで出会った保育園はこれまでに見たこともないブラック保育園だったのです。
ブラック保育園の実態
保育士スキルの無い経営者の娘である園長は恐怖で職員を押さえつけ、トンチンカンな指導を繰り返し、子どもには虐待まがいなことをしていました。
- シフトに穴をあけたら損害金をお給料から天引きされる
- 退職するには5カ月以上前に申し出て、事務局で承認されなければ辞めることは不可能
- 自分の子どもが熱を出しても小4以上は留守番させる
- 育てていた植物が枯れたら始末書を書かせる
- JYパークばりの指導で職員にダンスの特訓をさせる
異常なことだらけで、感覚がだんだん麻痺していきました。
ブラック保育園を辞めてWebライターへ
もちろん私も退職の許可はでませんでした。
労基に相談し、弁護士にも相談し、やっとの思いで退職した私はこのとき二度と長期契約で働くことはしないと誓いました。
仕事を辞めた私が次に選んだ仕事はWebライターでした。そしてWebライターの勉強のためにブログを書き始めました。
ブログで情報発信をするうち、私は国試組保育士さんたちの役に立てる発信はできないかと考えるようになりました。
こうしてこの「K’sroom」がスタートしたのです。
私があなたに伝えたいコト
保育士の仕事の難しさは、保育観の違いにあるのではないかと思います。
異業種経験があり、最新の保育を勉強してきた国試組保育士にとって、現実の保育業界には理解しがたい環境がたくさんあります。
最初はイヤなことばかりが目に付いてストレスを感じるかもしれません。しかし、子どもたちとすごす楽しい時間、職員どうしで連携が上手くいったときの気持ちよさを経験しないで現場を離れるのはとてももったいないと思います。
嫌な人より素敵な人の方がずっと多い保育士さん。
辛いことが消し飛ぶほど嬉しい経験ができるのが保育士の仕事です。
最後に
結局、保育の魅力が忘れられずに私は保育の仕事に復帰しました。
残念ながら保育園は良いところばかりではありません。
しかし、クセになるほどのやりがいを感じられるのが保育士の仕事なんです。

その楽しさを一人でも多くの国試組保育士さんに味わってほしいです。